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bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

Amazon動画配信「見放題」で、ナンバーワン評価はますます不動なものに?(その1)

ネット通販のジャンルでは圧倒的な強さを誇るアマゾンが、また強力なサービスを追加する。動画の見放題サービスである。

digital.asahi.com

ただ、注意しておきたいのは「プライム会員」は以前からあり、配送料が不要だったり、必要配送期間が短くなるなどユーザーの囲い込みに打ち出されたサービス。だから現在、プライム会員(月間費用3900円税込み)になっていれば、自動的にこの「動画見放題」サービスの恩恵に浴することとなるのだ。

あ~これで楽天さん、いくらがんばっても追いつけないような状況に・・・

日本でのアマゾンの過去と今

Amazonが日本上陸を果たしたのは、2000年だから今で15年と少し程度。日本のネット通販業界でも圧倒的な強さを誇っている。当初は書籍販売だけであったが、いまや「扱っていない商品」を探すほうが難しい位の圧倒的な品揃えを誇っている。例えば、バイブなど「アダルトグッズ」もあり、「いくら何でもこんなの売ってないしょ?」とゲーム感覚で探してみるのも一興。

私の住んでいるマンションではヤマト便の配達が朝の9時頃に来るのだが、「Amazon」のロゴをあしらったパッキンがやけに目立つ・・・
創業者J.ペゾスの考えのベースには、「選択」「低価格」「素早い配達」がある。確かに、商品によっては近くの量販店のセール価格に比べても、「もっと安価」な商品がある。そして、多くの場合は「プライム会員」にならなくても「送料無料」である。これじゃ、Amaoznに対抗するのかなり難しい・・・状況に一層、拍車のかかりそうな今回の「動画見放題」サービスのニュースだ。

このアマゾンの強さは何処から?

それでは、このアマゾンの強さを支えている強さの秘密は何処にあるのか?勿論、システム開発力だとかマーケティングの優位性を支えるスタッフの優秀さがあるのだろうが、それだけではこうにはならない。
日本でのネット通販の先駆「楽天市場」は、オープン当初「月額5万円」でテナント出店とし、実に多くの中小の会社にネット通販への参入を促した。
かたや後発であった「アマゾン」は、新刊書籍と中古書籍の併売を行い、マーケットプレイス構想に活路を見出した。両者の差異はここに決定的な違いがあったと思う。

マーケットプレイスの出現

アマゾンマーケットプレイスでの読み終えた書籍の出品は実に簡単である。面倒な手続きなど不要。月額4900円程度のシステム利用料の引き落としが可能となるようにクレジットカードさえあれば自分の領域を確保できる・・・。それが必要なだけ。
この戦略があたり、このマーケットプレイスに古本を大量に供給する「せどり人種」を生み出したのだ。
注;これらのユーズド書籍の供給源はかの「BOOK OFF」。ここでは、いかなる内容の書籍でも、販売開始から一定期間を経過すると、ほぼ機械的に「105円」コーナーに移動させて売ってしまう。ここに目をつけた人たちがいて、「BOOK OFF」で仕入れて「Amazon」で売る図式が成立。良くも悪くも日本の古書業界の活性化という現象につながることとなる。  

(この項、続く)