年明け早々、大変なバス事故が起きてしまった。早朝からテレビ局各社は、バス事故の話題で持ちきりだ。これから事故原因に関わる詳細な調査がなされ事故の詳細が明らかになっていくだろう。
注目した社長のコメント
社員の勤務体系については万全を期していたと強調しました。15日、予定しているスキーツアーは、そのまま実施、運行するという・・・
事故を起こした運転手(2名)は、二人ともお亡くなりになられたということだ。
これだけの事故をおこしていながら、「15日、予定しているスキーツアー」は実施すると取材時に表明した、と言う。
果たして大丈夫?
これだけの多くの死者を出した大惨事が起きてしまい、しかも何の原因究明もなされていない段階で「会社の勤務体系は万全」と言い切るとは、よほどの自信家かそれとも、世間の常識から大きく離れていると言わざるを得ない。通常は、「業務の自粛」とし、原因の究明や搭乗者の家族への対応を最優先するのが普通だろう。
経営者の社会的責任などとは全く無縁な代表者のいることに驚かされる。
こんなセンスの代表者のもとで働いている社員は気の毒であるとしか、言いようが無い思いで社長の発言を聞いた。
追記(1/17)
株式会社キースツアーの営業に関する続報なのだが、HPを参照したら下記の文言が掲載されていた。
今後のキースツアー主催のツアーにつきましては1/15~3/26までの全日程の催行中止が決定しています。
事故の全貌が解明されていくにつれ、きっとこの会社の代表者の素顔がもっと明らかになっていきそうな感じがします。