今年の春先森友学園の騒ぎがマスコミの話題をさらっていた頃、一部の人たちはこっちの方がもっと問題・・・と指摘していた「加計学園の獣医学部」新設にまつわる問題。ここにきて、出るわ出るわの関連情報。
今治市に建設中の建物はとっても「安普請」 だそうで・・・
田中龍作ジャーナル | 【加計疑惑】これが設計図だ 「水増し請求詐欺」裏付ける安普請
必要なレベルの建造物を作るなら坪単価150万円程度は必要らしいが、設計図を見るととてもそんなレベルとは言えないらしい。
ごく普通の商業施設と同じレベル。なんらかの獣医学部の施設がプラスされるのでしょうが、坪単価で80万円から、高くとも100万円でしょうね。（建築エコノミスト、森山高至さん）
さらに豪華な施設の設置計画もある！
設計図面は本年3月作成とのことで、研究には直接的な関係のない豪華な設備の計画もあるらしい。
１～６階は講義室や実習室、実験動物飼育室などとなっているのだが、最上階の７階の図面には、教育施設として似つかわしくない表記が出てくる。「ワインセラー」「冷蔵ショーケース」「ビールディスペンサー」……。一体、何のための設備なのか。図面には「パントリー（配膳室）」と書いてある。隣は「大会議室」だ。つまり、会議室を“宴会場”として利用するための設備のようなのだ。
事の真偽に関しては、日刊ゲンダイデジタルの記事によると・・・
どういう目的でワインセラーやビールディスペンサーが必要なのか加計学園に問い合わせたが「夏季休業中のため、休業明けに順次対応する」という返事だった。
図面があるので、「記憶にございません」と回答する訳にはいかないだろうから、「計画段階でしたので、そのような施設は変更し研究施設のみ」と答えるかなぁ？
なお、この話題に関しては8月に入り、ＮＨＫ『クローズアップ現代』が特集予定だったそうですが・・・
ＮＨＫ『クローズアップ現代』が来週にも放送するという話が出てきた。ところ、どうやら圧力がかかったらしく放送はお蔵入りという噂が飛び交い、こうなったらネットで設計図を公開するんじゃないかとも囁かれ出した矢先、週刊朝日が「設計関連文書」全文をスクープしてくれちゃいました。
流出した加計学園獣医学部設計図が語る新事実・・・補助金水増しの手抜き工事で「バイオ施設」に重大な欠陥！！ 赤かぶ
8月21日以降には、新聞・テレビ等で更に大きく取り扱われる可能性もありそうです。
以下、8月23日の追加情報です
今晩の報ステ。設計図を検証しながら加計学園の建設費水増しを報道するようだ。朝刊のテレビ番組欄で告知している。現場は腹をくくったようだ。あと15時間、社内外からの圧力に耐え抜いてほしい。（現在、午前７：00）
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2017年8月22日
