bookstamoriの日々

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『「ひきこもり」救出マニュアル(理論編)』、『「ひきこもり」救出マニュアル(実践論)』に買い手がつきました

 「ひきこもり」の問題は深刻である。

時期が少し古いが2005年度の引きこもりは160万人以上(NHK福祉ネットワーク)。また、最近は40代にも引きこもりが見られるようになってきたと言う。

また、近年はアメリカや欧米の先進諸国において同様の現象が顕著に見られるようになってきているそうだ。

「ひきこもり」は2010年8月にオックフォード英語辞典に「hikikompri」として収録されたそうである。

日本の厚生労働省は、「引きこもり」を次のように定義しています。

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める

 

 

精神科医である著者が、Q&A方式で「ひきこもり」から抜け出す手だてを示している。「親への恨みつらみばかりを言う」「自殺したいと言う」「家庭内暴力にどう対応するか」「一生面倒を見てくれと言われた」「ひきこもりにインターネットは有効か」など具体的な疑問に、すべて真摯に答えた。精神保健福祉センター一覧、参考文献、著者自身による新たな「補足と解説」を附す。理論編に続く、実践編。

 この双方の著作、出品してから5日間程度で買い手がつきました。