「市報」と呼ぶ市役所の発行する印刷物が有ります。
大体、月間二回全戸に配布されているようなので、多くの方がご存知と思いますが。
ゴミ収集のルール、徴税(市民税、健康保険税)関連のトピック、イベントの案内などが掲載されており、丹念に見ていると思わぬ事柄に遭遇したりします。(筆者の住んでいる国立市の市報はPDFでも閲覧が可能です。)
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/4/shihou1191gou.pdf
- 「自動通話録音機」を無償で貸し出します(振り込め詐欺対策ツールですね)
- ガレージセール開催と出店者募集のお知らせ (ゴミ減量、資源有効活用目的)
- 「包丁砥ぎ」を受け付けます
- 「くにたち市民トイレ」をご利用ください(事業所のトイレを一般開放)
- 「スポーツ吹矢くにたち大会」開催案内
とまぁ、いろいろとバラエティに富んだプログラムが市報で紹介されています。なかでも、注目した「スポーツ吹矢」は、楽しみながら「介護予防」につながるとの記述もありました。
スポーツ吹矢(スポーツふきや)とは、腹式呼吸法を積極的に用いる健康法と日本古来の吹き矢(吹矢)を融合させ、定められたルールでのスポーツ性を持たせた競技のこと(造語)。
アマゾンで「スポーツ吹矢」を検索したら、書籍や道具がヒットしました。
「スポーツ吹矢」に関する楽しみ方や関連情報は下記の書籍で。
そして、実際に楽しむには下記のツールで・・・と言うところでしょう。
入門セットとのことで1万円程度の価格。詳しい楽しみ方もイラスト付きです。
と、ここまでは結構、お元気な人向けの情報です。
65歳以上対象のプログラムも豊富
筆者が特に注目したのは下記のプログラムです。募集対象は65歳以上となっています。
- 「お試し3か月!みんなで筋トレ百歳体操」)※期間は三か月
- 「65歳からの健康体操教室」※四回開催
- 「マシンで筋力アップ教室」※期間は三か月
- 「くに・トレ」開催案内※※期間は三か月(自宅でできる運プログラム中心)
高齢になると身体能力の個人差の幅が多いので、プログラムの詳細を見ると、比較的健康な方と「要支援1・2」の方向けに振り分けがなされていたりもします。
いずれにせよ、これらのプログラムへの参加を機に「運動習慣」を身につけて、「寝たきり」とは無縁で元気に老後を過ごしてもらいたいとの行政の側の願いが見てとれます。
運動習慣が生活の一部となることが大事と・・・
筆者も高齢者の領域に属しています。
健康維持のための運動については、なんとか「習慣化」出来ているように思っています。この習慣化、全く持って「言うは易く行うは難し」のことわざ通りの側面も有ります。
上記のプログラムの実施期間が三か月を単位としたのは、一過性の運動習慣に終わらないように、といった背景からでしょう。