bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

ジャズを聴いてみたくても敷居が高い感じる人が多いってのはホントかいな?

昨日のエントリーに引き続き、本日はジャズを題材にした記事となります。

 

bernies-tune.hatenablog.com

 


例えば、タイトルにふさわしい内容にするとなれば、いきおい「これは良い」などと評しても余り意味がありません、ね。

音楽に限定しなくても、「何かに興味をもった」のは良いけれど、さぁどういった角度から情報を集めて少しでも満足な結果を得ようとするにはどうすれば良いか・・・と同じことですね。

さて、以下「ジャズを聴いてみたい」に限定して話を進めてみます。


ジャズということばの響きから、多くの人は「判りつらい」との印象を持つ人は少なくないでしょう。
多くの場合、このジャズは「判りつらい」音楽ということで間違いのない印象と思います。


BGMという言葉があります。Wikipediaによると以下の説明がありました。

バックグラウンドミュージック(英: background music)、また背景音楽(はいけいおんがく)は、なにか別の主体となるものの背景として流れる音楽のこと。BGM(ビージーエム)と略される。また、略称で呼ばれるケースの方が多い。バックグラウンドミュージックはその場の主役にはならないが、その場を演出するために使用される音楽である

 

ジャズは、BGM(ビージーエム)「なにか別の主体となるものの背景」として聴く音楽ではありません。

かなり集中して聴かなければ、その良さは中々伝わってこないという少し厄介な側面があります。そのため、ある程度の訓練というか、時間をかけて量を聴き込まないとなじめません。

ジャズに余り親しんでいない人の場合、つまり、僅かな時間しかジャズを体験していない人にとって「この演奏いいわね・・・」は、やはり難しい。

 

じゃぁ、どうすりゃいいのよ?

仮に「何を聴けばいいの?」って質問があったとしたら、少しは答えやすいかもしれません。

最初は、比較的メロディラインがはっきりしているジャズのスタンダード曲や、原曲はクラシック(バッハやショパンの作曲)で、それをジャズ風にアレンジした演奏を薦めるのも良いかなと思います。


Gerry Mulligan - Night Lights (1963)

 なお、いっそう興味を持たれた方がいらしたらYoutubeのページでこのレコーディングのメンバーとか演奏曲目を」調べてみてください。ショパンの曲をバリトンサックスで演奏している曲が入っています。


Jim Hall - Concierto (1975 Album)

二つ目のジムホールの演奏は、とても心地よく耳に入ってきて、人によってはこれぞ「BGM」じゃねぇ~か・・・と言われそうなんですが。

こういったアルバムに名を連ねているミュージシャンを覚えて、その人たちの演奏を辿ってみるのも、入り口としては悪くないもの・・・と思います。

本日の最後に・・・

音楽聞き放題のサイトの誕生により、実に簡単にジャズの名演に接することが出来るようになりました。
代表的な例としては、iTunesSpotifyAmazon Prime Musicなどがあります。

ここ2,3か月のうちに上記の三サイトを体験してみました。ジャズに限って言えば、いずれのサイトもそれなりに充実していると思います。

ただ、ジャズに限って言えばYoutubeの充実度はアタマひとつリードしているように思います。

1)過去のジャズのライブ映像が豊富に公開されています。過去のテレビ番組のエアチェックが参照できるのは大きな魅力です。CDやLPレコードでしか知らないミュージシャンの動画が参照できます。

2)Youtubeの場合、英文の場合が殆どですが演奏メンバーや曲目が動画下に掲載されているものが多いので便利です。且つ、リスナーのための掲示板機能もあり、サイトの広がりを感じさせています。
特に、演奏の細部にこだわるようなればこれらの情報はとても大事ですから。他のサイトではこの部分を強化する必要があるとも思います。

 

Youtubeの出現したとき、折に触れ珍しそうなジャズに関する動画をブログで紹介をしていた時期があります。

ところが、しばらくしてからリンク先を参照してみると動画自体が消去されていることが多く、これではブログとしての面白みが半減すると感じて辞めてしまったことがあります。多分10年前くらいだったと思います。

この間、動画に関する著作権の問題もある程度は整理できたから、「有料化」に踏み切ったのではないかと勝手に想像したりしています。ただし、著作権を無視した動画のアップロードは無くならないと思いますが。

如何なる背景にせよ、これを機会にいままで聞いてきたジャズについてのあれこれをブログの形式で残しておこうと思い始めています。