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bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

五輪エンブレムデザイナー佐野研二郎の実に低劣な著作権認識

東京オリンピック

www.47news.jp

昨日の午後から、五輪エンブレムの使用中止に関する話題で持ちきりだ。エンブレムのデザインの良否は別にして、今回の使用中止に大きく傾いた要素に展開例に使用した画像の無断転載が大きく影響したと言われている。

確かに佐野氏は「無断転載」を認めたのだが、昨日の記者会見中、佐野氏自身の考えに看過できない考えがあるように思えてならない。
実際、彼の行った写真右下スミの作者クレジットの消去をしているに至っては確信犯的としか言いようが無い。

「展開例」に使った写真はあくまでクローズドな状況で使われるものであって、またデザイナーは一般的にこのような作業プロセスを経て制作をする・・・、公開の時点でその差し替えを怠ったと言う発言の紹介がなされた。

 
あ~。この人は「著作権のことを全く知らない人」だなぁ~、他人の創作物に対する敬意なんぞ全く持っていない人なんだ・・・との感を深くする。いかにクローズドな状況であっても、厳密に言えばこの時点で「著作権違反」なのだ!

著作物を無断で使うと? | 著作権って何? | 著作権Q&A | 公益社団法人著作権情報センター CRIC

権利の侵害

著作権のある著作物を著作権者の許諾を得ないで無断で利用すれば、著作権侵害となります。ただし、許諾なく使える場合に該当するときは、無断で利用しても著作権侵害にはなりません。

また、著作者に無断で著作物の内容や題号を改変したり、著作者が匿名を希望しているのに著作物に勝手に本名をつけて発行したりすれば、著作者人格権侵害となります。

さらに、無断複製物であることを知っていながら当該複製物を頒布(有償か無償かを問わず、複製物を公衆に譲渡・貸与することをいう)した り、頒布の目的で所持する行為や、著作物に付された権利者の情報や利用許諾の条件等の権利管理情報を故意に改変する行為なども権利侵害となります。

サントリーのトートバッグの盗作騒ぎを思い起こしてみれば良い。他人の著作物を平気でレイアウトし景品として掲載していたではないか?

 

この時は、協力スタッフの行為であり社員教育の不徹底というような言い訳をしていたように思うのだが、親玉が日ごろからそのような作業していりゃ、「あ~、これでいいんだ」と思ってしまうぞ!・・・と、まで言いたくなる。

 

いずれにせよ、今回の騒動に佐野研二郎の著作権認識の甘さがその一因である事は間違いない。