bookstamoriの日々

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プロ野球、賭博行為でなくとも現場で現金が飛び交うのを不適切とするのは是か非か?

ジャイアンツの高木投手の賭博問題をきっかけに、プロ野球界の体質を現すような問題が出てきてた。

news.yahoo.co.jp

巨人の円陣での「声出し金銭授受」の問題が露呈したと思っていたら、ここぞとばかり(?)、実は当球団も・・・・・、と懺悔の告白らしきコメントが続出している。

 

プロの野球選手や関取は「勝負師」なのだ

かなり以前のことになるけれど、在阪球団のK投手と小さな飲み屋でその彼の近い席に座ったことがあった。

一般人と思える男性と一緒だった。そして、カウンターにある小さなテレビでプロ野球中継を見ながら、日ごろはまず聞くことの出来ないような内容、つまり現役ピッチャーの生の声で聞こえてくる解説を聴くことができた。
「このバッターは今日はまず当たらんタイミングが全くおおとらん・・・」と言うような内容をしゃべっていて、内容に関する記憶は殆ど無いのだが野球の全くの素人にとってはとても面白かったことはよく覚えている。

 

「あのバッターは今日は、ま~打てんわ・・・」

「ほら、全くタイミングがおーとらんやろ。」

「どや、次の打席も凡退やで。 金、賭けてもええわ・・・」

「ほらな・・・凡打やろ。はよ○○○円出せよ・・・」

 ってな会話の部分だけは覚えている。

 

サイコロふって、「奇数」か「偶数」の当てあいのようなものであるが・・・

 

ただ、プロスポーツの選手だから、厳しい練習と高度な技術に裏打ちされた「カン」はきっと鋭いものがあるに違いないと思っている。現役時代の長嶋選手の「動物的カン」とは、きっとそのようなものだったのだろう。

プロの勝負師なのだから、いろんな局面で「勝負を楽しみたい」し、士気を高めるためにも金銭の多寡を問わず現金のやり取りしたくなるのかなと、まぁこれは邪推と言われても仕方ないのだが・・・

 

野球ファン、賛否は五分五分のようだ

「うちでも似たようなことがあったことは否定しない。ノックでの罰金や円陣での金銭のやり取りがあった」(阪神タイガース)

「ゲン担ぎ」と称したチーム内の現金のやりとりや、投手陣が練習中のノックのエラーなどで罰金を徴収、オフの選手会イベントで使っていた(西武ライオンズ)  

複数の球団が、罰金を小さい単位の額で、徴収して積み立て、オフのゴルフコンペの賞金にしたり、裏方さんへのお礼をかねた特別ボーナスに回していた。“円陣声出し”のように選手間同士で、現金が動くケースに加えて、監督賞などの各種報奨金の現金授受は、ほとんどの球団で行われてきた。(広岡氏のコメント)

門外漢の私はと言えば、「そうカタイこと言わずに」派です。

新聞やテレビの関連報道でのファンの反応は、「金銭的にはクリーンで・・・」と「余りお堅いことは言わなくても・・・」と賛否については、両者は拮抗しているようだ。

しかしながら、プロ野球OBの広岡氏は、このような現金授受は厳禁とすべき主張を展開されている。
甘い規制は腐敗につながる・・・と言うことでしょう。


色々な意見を聞いていて、この際はスポーツ道にまい進すべきとの前提に立ち、「お金に釣られて・・・」の行動は断ち切るほうに考えを変えることにしました。

憧れてプロの世界に入ってくる人達を裏切らないようにしなければならないでしょうから。こんなことは大人たちの責任でしょうから?