bookstamoriの日々

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セリーグのクライマックスシリーズ。進出するのはジャイアンツorベイスターズのどちら?

DeNAベイスターズ頑張る

DeNAベイスターズ、昨日時点で残り3ゲーム。ひとつでも負ければ、CS進出は出来なくなるという瀬戸際。接戦の上、広島カープに勝利しました。テレビ中継は見ることが出来ませんでしたが、筒香選手をトップバッタ―に起用と言う奇策があったそうです。

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あと一つ負けるとCS進出は出来なくなります。しかも、あと二つ勝ってもジャイアンツの結果次第とやや不利な立場。

ジャイアンツが10月9日の阪神戦に勝てば、ベイスターズの成績に関係なく、ジャイアンツのCS進出が決まってしまいます。

ベイスターズが形勢不利といえども、勝負の世界は最後まで判りません。

昨年、ベイスターズは驚異の粘りで日本シリーズ進出しました

思い起こせば、昨年もレギュラーシーズン終盤から驚異的な頑張りがありました。CS進出、リーグの覇者広島も打ち負かして、日本シリーズに進出しました。

今の強さの基礎を築いたのは中畑前監督でしょう。
就任当初の成績はお世辞にも「良かった」とは言えなかったでしょう。ただ、3年目の2015年には一時期首位になるなど、監督としての彼の評価は高いものがあります。

また、この背後には高田GMの存在も大きく寄与していると思います。
※高田GM読売ジャイアンツ出身。V9達成当時の主力外野手

梶谷隆幸筒香嘉智、荒波翔、山崎康晃など才能を認め育てると決めた選手は使い続けた[37]。
岡田彰布は「戦える、勝てるチームの土台を作ったのは高く評価するべきだろう。」、
江本孟紀は「筒香と心中すると言って育てたのは評価する。弱点の投手陣に目を向けても井納と心中するとでも言っておけば良かったのに」と述べている

以上、コメント 中畑清 - Wikipedia より引用

 

ベイスターズの前身は大洋ホエールズは「お荷物」的存在とまで言われていました

過去の話となりますが、DeNAベイスターズの前身「大洋ホエールズ」や飛ぶ鳥を落とす勢いの「広島カープ」はセントラルリーグのお荷物と言われ続け、読売巨人軍全盛の時代にあっては日陰の存在と言うか、子どもこころには圧倒的な強さを持つジャイアンツの引き立て役としか見えませんでした。

そのような状況は完全に逆転し、広島にはコロリと負けてしまう巨人に変わりました。


読売巨人軍は永遠に不滅です」との迷言(?)がありました。

野球の世界であっても「不滅」あり得ず、「沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす」の方に分があるということなのですね。

 

ベイスターズ、ラミレス監督のこと

現役時代のラミレスは、打者としては超一級だったし、サービス精神も旺盛且つ愛嬌があってとても人気者だったように思います。

現役を離れ、DeNAべイスターズの監督に就任した時は、「外人監督でうまくやっていけるのだろうか?」との疑問がありました。
私が思ったのは単純に言葉のハンディでしたが、杞憂だったようですね。

「ここ日本では、全てやり方が違う。メンタルも全くも違う。野球は野球で同じだけど、全く違うやり方なんだ。僕らは日本の野球に合わせなければならない。そんな中で大事なのは、そういうことをきっちり伝えるコミュニケーションだね。新しく入ってきた選手とは必ず、日本での違いについて話をするようにしている」[67]と述べている。

アレックス・ラミレス - Wikipedia より引用


因みに当面のライバルであるジャイアンツのGMは鹿取義孝(巨人→西武)です。年齢的には鹿取GMが12歳若いようですが・・・

球界の勢力地図を眺めていると、現役の引退後、かっての所属球団とライバル関係になっているとか、他球団で意外な役職についてとても影響力を持っていそうだとか・・・興味深い側面もあります。

シーズン終了間近ですが、しばらく目が離せません