昨夜の阪神ー巨人戦でジャイアンツが勝利して、セリーグの順位が確定しました。
「間に合わないところへ投げるヘボ野球」を実践してしまったジャイアンツ野球
昨夜、テレビでこの一戦を見ていました。タイガースの先取点で始まったものの、すぐに逆転されたました。ただ、奮起して六回には相手のエラーに乗じて同点に追いつきます。
この場面、往年のジャイアンツならばこんなプレーで失点はしてないんじゃないか、というもの。
ジャイアンツV9時代に名セカンドでならした故土井選手がいました。
彼が引退してからテレビ解説者をしていた頃、「間に合わないところへ投げるヘボ野球」と格言(?)めいた言葉で視聴者に放送された画面を判りやすく野球を説明していたことを覚えています。
昨日の一戦、この格言(?)にぴったりとあてはまる場面がありました。
結果として阪神が得点し同点となった場面です。
巨人・畠投手の投球がワンバンド。小林捕手が胸にあてて前に落としたものの、プレッシャーからか慌てて三塁へ送球。
ところが悪送球となって、二塁ランナーはホームに生還。同点に・・・と言う場面。
テレビでこの瞬間を見ていました。素人目にも明らかに三塁手に送球しても明らかにセーフのタイミングでした。
まさに「間に合わないところへ投げるヘボ野球」を再現してくれた訳です。
ただ、幸いなるかな岡本選手が二本もホームランを打ったので最後は楽勝ムードになりましたが・・・
土曜日から始まるクライマックスシリーズ
セントラルリーグのCSは土曜日から始まります。
短期決戦ですから、ペナントレースとは違った戦法になるのでしょう。勝負事ですから、何が起こるか判りません。
昨年のセのCSで三位のベイスターズの活躍により、大変盛り上がっていた事をよく覚えています。
今年三位に終わってしまったジャイアンツが、昨年のベイスターズのように日本シリーズ進出もあり得るかもしれません。
ただ、昨夜のような悪送球を見てしまっただけに、「ジャイアンツ、日本シリーズへ・・・」はちょっと望み薄かなと悲観的な思いでおります。