マイナンバー制度に反対する男性が、自身の番号をインターネット上で公開していたことが判明し、マイナンバー法違反の疑いありと、同男性に「削除要請」の記事を見つけた。
国の第三者機関「特定個人情報保護委員会」は27日、マイナンバー法違反の疑いがあるとして、男性とサイト運営会社に対して文書で削除を要請した。同法では必要な手続きを除き、他人に番号を知らせることを禁じており、同委による削除要請は初めて。(読売新聞10月28日付け)
男性は.はっきりとマイナンバー制に反対との立場を表明していて、「番号制度を拒否します」とし、マイナンバーを記載した住民票を掲載したようだ。
私は自分の番号が入ったTシャツを作る
この勇気ある男性と実に好対照のコメントがある。
週刊エコノミスト(9/15)P.23に掲載された福田内閣府担当補佐官のコメントだ。
マイナンバーを知られたら情報が芋づる式に取られるというのは、まったくの事実誤認だ。番号はただの「名前」。私が「福田 峰之」と知られてまずいことは何もないということと同じだ。私は自分の番号が入ったTシャツを作ろうと思っている。 番号を知られても問題がないということをを、自ら実践する
この福田内閣府担当補佐官は、自民党IT戦略特命委員会の福田峰之・マイナンバー利活用推進小委員長でもあり、制度推進の中心メンバーでもある人物。
この言葉通り、是非とも「マイナンバー入りのTシャツ」を作って、番号を知られても問題がないということを、自ら実践する」をお願いしたいものです。