確定申告の締め切りも近いし書類の整理をしていたら、申告書の提出時にマイナンバーカードの呈示(もしくは「マイナンバー通知カードと保険証だとか公共料金の請求書」等の呈示)が必要だったことを思い出しました。
私の場合、マイナンバーカードは持っていませんので、確定申告書の提出時の本人確認は「マイナンバー通知カード」と保険証等の組合せで対応しています。
考えてみりゃ、「マイナンバーカード」を必要とするシーンなんて年間一回じゃん!そりゃ普及はせんわぃ。うちの奥さんは確定申告なんて必要ないから「マイナンバー」なんぞとは無縁の暮らし。
あ~、そう言えば2月頃に官房長官が今後の方針を説明していました。
当初の計画から「健康保険証」としても使えるようにとの計画もあったようですが、実現は遠のいていたかのような記憶があります。
構想が実現すると。具体的には下記のような効果が期待できるとのこと。
マイナンバーカードの裏面に搭載されたICチップを医療機関の窓口の読み取り機にかざすことで、診療報酬に関する事務を担う社会保険診療報酬支払基金から健康保険証の情報が病院に自動送信され、窓口で職員が情報を書き取る手間は必要なくなる。健康保険組合の判断で健康保険証をマイナンバーカードに切り替えれば、保険証の発行コストはなくなる。
マイナンバーカードの計画段階では、情報漏洩などセキュリティ上の問題ありと指摘されていたと思いますが、大丈夫なのかな・・・との心配もあります。
ただ、日本医師会は「医療情報」がマイナンバーと紐づけされるとは在りませんと否定。
あくまでもマイナンバーカードのICチップに搭載された情報で保険証の確認をするということ」とした上で、「今後もマイナンバー自体に医療情報が関連付けられることは決してない」とのコメント
廃止検討中の「マイナンバー通知カード」
マイナンバー制度の導入時に、混同しないようにととても話題になりました。
ま、この「通知カード」の廃止で、少しでも(同カード)の普及率アップにつなげたいのは明らか。
マイナンバーカードの普及率は2018年12月1日現在で12.2%
以前、悪評を被っていたマイナンバーカードの前身(?)「住民基本台帳カード」は、総費用2000億円をかけて、普及率は5・5%、発行枚数666万枚でした。