bookstamoriの日々

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とても身近になった外国の人たち

 JR立川駅近くの家電量販店で、「○○○はどこにありますか?」と愛想の良さそうな女性の店員さんに聞きました。

ちょっとたどたどしい日本語で、笑みを浮かべながら優しく「ワタシ ワカリマセン」との返答。ま、致し方ないかと別の販売員さんに聞いて一件落着。

かと思えば、近くのスーパーのレジ打ち女性も何人かは外国の人。器用に仕事をこなされているように見えます。

住まいの近くに「外国人登録事務所」があるからでしょう。たまに道順を聞かれたり、よく利用するコンビニでは、高額の収入印紙を扱っており案内POPは複数の外国語(英語、中国語、ヒンズー語等々)で描かれていたりもします。

多分、外国人登録事務所へ出向く人たちが多いのでしょう・・・。収入印紙を購入したり、必要書類をコピーしたりと、このコンビニさんけっこう繁盛しているようです。
それにちょっと気が利いていて簡単な長机と椅子が用意されていて、書類を作成したりちょっと休憩のひとのためにお茶しながら休憩と言うのも可能となっているしつらえなっており、良心的な感じがしています。

diamond.jp

コンビニ外国人(新潮新書)

コンビニ外国人(新潮新書)

 

全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに四万人超。実にスタッフ二十人に一人の割合だ。ある者は東大に通いながら、ある者は八人で共同生活をしながら―彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか?「移民不可」にもかかわらず、世界第五位の「外国人労働者流入国」に日本がなったカラクリとは?日本語学校の危険な闇とは?丹念な取材で知られざる隣人たちの切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。 

 ただ、私はコンビニで働いている外国籍とおぼしき方は見たことはありません。
でも、コンビニで働く外国人は多いらしい。

コンビニで働く人外国人のほとんどは、日本語学校や大学で学びながら原則「週28時間」の範囲で労働する、私費留学生だ。中国・韓国・ベトナム・ネパール・スリランカウズベキスタンなど、様々な国から.......
(前掲書による)

 私費留学だけれど、費用捻出のために借金するケースが多いらしい。また、日本には来てみたけれど、労働時間の制約もあったりで多くの留学生にあっては経済的にはかなり厳しいのが現状のようです。

労働力不足が恒常化する日本で、今後、どのような光景が出現するのでしょうか・・・