bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

雑誌 BRUTUS(1/1・1/15)特集「百読本」が面白い

BRUTUSやCasa Brutusに、最近ハマッテおります。

近くの書店で立ち読みしていて、著名人が愛読書を紹介する企画で90冊程度の著作を掲載してあります。

なかでも平野啓一郎が『マイルス・ディビス自叙伝』を取り上げていたので、思わず買ってしまいました。

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お~、大御所の村上春樹スタン・ゲッツを語るなら、抗する平野啓一郎はマイルズを語るようになったのかと。いや、ご両人を比較すような考えは毛頭有りませんが。

平野啓一郎はマイルズに関する著作を多くものしてる小川隆夫との共著があったことは、全く知りませんでした。

さて、本題の『マイルス・ディビス自叙伝』は、ほぼ発売と同時に手にした記憶があり、上下巻だっだが一気に読みました。ただ、その読み終えた書籍はジャズの熱烈なファンでもあった若い人にプレゼントしてしましった。

平野啓一郎はこの記事で、自叙伝では60年代後半以降のジャズからロックへの変遷について言及しているが、その感想は村上春樹著『職業としての小説家』でのマイルスの音楽に対する姿勢への言及と符合するような気がしました。

もしマイルスに興味を持たれたなら、こちらのドキュメンタリー映画もオススメ致します。Netflixで観ることができます。

www.netflix.com

 自叙伝とは違ったマイルスの素顔が垣間見えるような気がいたします。