bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

自己啓発書ベスト20の紹介記事に関して

自己啓発」テーマの書籍は、当店の取り扱い書籍中にあって、買い手のつくのも結構早く、且つ、持ち込まれる書籍の数もも多いジャンルです。
売れ行きと言う点でもっとも印象に残った書籍は下記のもの。ともかく買い手のつくのが早い・・・。アマゾンマーケットプレイスに出品してから、数時間のうちに買い手がついていました。

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12/25
  • メディア: 単行本
  • 購入: 148人 クリック: 4,806回
  • この商品を含むブログ (773件) を見る
 

 上記の書籍も含めて「自己啓発」テーマにはかなり人気があります。

「1000冊から厳選「本当に役に立つ」自己啓発書ベスト20」と言う壮大なタイトル

1000冊読破だけでも大変なことなのに、ひとつのジャンルに基準を設けて評価するワザには、もうこれはひれ伏して「恐れ入りました」と言わざるを得ないのではないかと思えるほどです。

 「著者の論拠となるエビデンスが明確に呈示されていて、かつそれが統計的に意味のあるデータ(その中でも、1次データ、つまり当該データを著者自身が収集・分析したものを優先)となっている自己啓発書」(高田普一氏の選択基準)

gendai.ismedia.jp


 さて、当店が取り扱ったことの有無を過去10年間位のデータを調べてみました。該当したのは以外にも下記の六点のみでした。※タイトルに記載の数字は記事中の順位。

1位―幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

 

 
5位―さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 


6位―思考は現実化する(注;上下巻あります)


7位―オプティミストはなぜ成功するか

オプティミストはなぜ成功するか

オプティミストはなぜ成功するか

 


8位―なぜ、この人たちは金持ちになったのか

なぜ、この人たちは金持ちになったのか - 億万長者が教える成功の秘訣

なぜ、この人たちは金持ちになったのか - 億万長者が教える成功の秘訣

 


10位―「権力」を握る人の法則 天才! 成功する人々の法則

「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

 

 もう少しあるのかと思っていましたら、以外に少ないかなと言う印象です。もっと、「自己啓発書」にフォーカスしていたら、結果は違ったでしょうが。


『キャリアポルノは人生の無駄だ』と言う新書もあります

キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)

キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)

 

 タイトルのみしか知らないのですが、以前から気になっていた新書です。こちらは上記の記事からすると正反対の内容です。以下はアマゾン掲載の紹介文。

自己啓発書を「キャリアポルノ」と呼び、その依存症が日本の労働環境の特殊性からくることを、 欧米と比較しつつ毒舌とユーモア、実例たっぷりに論じ、疲れぎみの就活学生・若手ビジネスマンにエールを送る。 約4万5千のフォロワー数でビジネスパーソンから絶大な支持を受ける、 ロンドン在住でITビジネスの最前線で働く元国連職員、May_Romaさんの初新書。 facebookで7千以上「いいね! 」が押され、4千以上リツイートされたブログ記事の書籍化 。

 どのジャンルにも優れた書籍はあるものだから、上記のベスト20はすべて「人生の無駄」の範疇に入るか否かは読み手次第と言うことになるような気も致しますが・・・

 

稀購本『相似象』に関して

ユーズド書籍を扱っていないと、まずは縁のなさそうな書籍に出会いました。
『相似象』と言うタイトルのシリーズです。

『相似象』(ソウジショウ)、意味は?

とてもシンプルな装丁だし、パラパラとページをめくってみたものの、何が書かれているかさっぱりわかりません。検索してみると下記のサイトが見つかりました。

相似象とは

相似象は膨大な思想の大系で、 小さいものは原子の構成から大きなものは宇宙までを解き明かす学問です。

 相似象は物理なので道徳と違って「善悪」が関係ありません。
宗教ではないので「神や仏、天使」が登場しません。
扱いません。
相似象を知らない人でも物事を良く観察する人には「わかります」。
理科だと思ってください。

 また、本誌の巻末掲載の相似象学会の説明として下記の記述があります。

人間界を通ずる神羅万象に、相似の象があるという、カタカムナ(日本上古代民族の直感)に基づく潜象物理であります。

 
下記のような説明を読むと、何を伝えたいかが少し判るような気がします。

 カタカムナの記された物理法則が神の名前になりました。
例えばアメノウズメとは
アメ=宇宙
ノ=の
ウズ=渦
メ=中心
で、「銀河系の中心」という意味です。

著者は物理学者・楢崎皐月

Wikipediaによると

楢崎 皐月(ならさき さつき、或いは「ならさき こうげつ」、 1899年5月9日 - 1974年7月31日)は、日本の物理学者・電気技術者。「カタカムナ文明」と称する超古代文明の存在を主張した。

 とある。
今回、当店で取り扱ったのは下記の書籍。装丁はいたってシンプル。

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無造作に選んだ一節を引用してみます。

何かをしたいという意欲をもち、目的に向かって突き進むのが〈サヌキ〉の性。前後も見ずに飛び出そうとするサヌキに対し、それがうまく行くように、前にまわり後ろにまわり、右に左に「ココロ」を配って、その安全を守ろうとするのが〈アワ〉の性。

 P.15に掲載の「サヌキ・アワ(男・女の性)の〈サトリ〉」冒頭部分です。

カタカムナの関連書籍もある

カタカムナへの道―潜象物理入門

カタカムナへの道―潜象物理入門

 

 また、楢崎 皐月の著作も入手可能となっているようすね。

静電三法

静電三法

 


 私のような門外漢にとっては全く暗号のようなもんです。「ネコに小判」とはこのことか・・・。なんと16,000円の高値で買い手がつきました。

【状態良】相似象〈サヌキ・アワ〉(性)のサトリ... - ヤフオク!