bookstamoriの日々

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「天皇陛下万歳」の唱和に関する印象なんですが・・・

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「万歳三唱」の掛け声とともに、初めて両手を差し上げながら「バンザイ」と唱和しのは小学校の運動会の綱引きの時だったように思います。 先生は、ともかく元気いっぱいに「両手を上げて・・・」のような指導であったと記憶しています。 昭和30年代の半ばのことでした。  以来、中学時代以降「バンザイ」を唱和したことはありません。

ある時、万歳のカタチが戦前と戦後ではかなり異なっているのことに気づきました。 はっきりと意識したのは、ニュース映画で見た東条英機の「大日本帝国万歳」と唱えるときの手の上げ方でした。

彼は両手をまっすぐ上に上げるのではなく、やや開き気味にして、つまり漢数字の八の逆となるよう肘を伸ばし手を斜め上にあげます。 イメージ的に全く同じだなと思えるのが、下記の記録で参照できる「天皇陛下万歳」の形です。


学徒出陣 昭和18年 1943年

(注:最後のほうで(8分45秒位)軍人の万歳のかたちを観ることができます。) ただ、東条英機の万歳の形は、もっと威厳があるような雰囲気であるように記憶していますが。

今の時代になっても「天皇陛下万歳」が生きているんだなぁ・・・と、痛感したのが「即位礼正殿の儀」の一コマ。 いまの首相が「バンザイ」を唱える画面です。


安倍総理の万歳三唱に合わせ陸自が礼砲 即位礼(19/10/22)

「ご即位を祝し」というフレーズがあろうが無かろうが 「これって必要ないんじゃない・・・?」という印象で見ました。

尤も、厳かにかの東条英機のような「万歳」の唱和や型はもっと もっと願い 下げなのですが。