実に久々の投稿となります。
ま、昨年秋から雑事に追われ続け、加えて家人の入院から手術だとか、また一月中旬には私もインフルエンザにかかったりとかで・・・仕事もままならない日々も結構ありました。ようやくのこと、体調も回復しました。
さて、気をとりなおして最近、気になった事柄です。
取次会社を介さずに出版社から書籍を直接購入して返品をしない「買い切り」を開始し、書籍の値下げ販売も検討する方針を明らかにした。
これまでの日本的な商慣行にどっぷりとつかっていた出版社・取次・小売店は、このニュースをどんな思いで聞いたでしょうか・・・
咄嗟に思いついたのは、町場の小売店のご主人さんは、一瞬、目の前が暗くなったに違いない・・・
また、「買取り・返品無し」を貫いている岩波書店などは、どう対応するか・・・?等々
また、取次店主導で展開している大手小売店はどう受け取ったでしょうか?
具体的プランについて
アマゾンの具体的な手法は下記の通りなのだが、交渉事でもあるし、各出版社がどう対応するかは、全くの未知数であるとも思えます。
アマゾンジャパンによると、これから出版社と協議を始め、どの書籍を買い切るかを決める。まずは出版社の定価で一定期間、販売。在庫が残ったら、出版社と協議をした上で値下げ販売を検討するという。個別に出版社と交渉するため、値下げ幅は版元によって変わる見込みだ。
「ツイッターのコメントで見るニュースサイト・セロン」というサイトがあり、一般の方々の反応を集めてありました(現在600件程度)。
日本の業界団体がどんな感想を持っているかを知ってみたい気がしています。
今の段階では、いろいろ推測するにも情報が無さ過ぎるという印象。引き続き注視したい事柄ではあります。