bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

「老後2000万円問題」が話題。無いものはナイ。じゃぁ、どうすりゃええのかい?

しばらく放置していました。実に怠惰なブログ。前回の投稿は106日前である。

weblog.bookstamori.com

 元号が変わったり、10連休があったり、この上なく悲しく残忍な事件や子供の虐待、高齢者の暴走事故など時代の呼び方が変わってもこの世の中は変わることなく過ぎ行く日々と言えばよいのでしょうか。

元号の変更と共に実施された諸行事(十連休・米大統領訪日・G20 etc)については現政権の実に巧みな演出(?)で、内閣支持率を浮揚させました。
※支持率のグラフは7/1付け日経新聞より引用

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内閣支持率推移

www.nikkei.com

「老後資金はいくら必要?」議論の空疎さ・・・

金融庁の審議会が老後に夫婦で2000万円不足するとの報告書に端を発した老後資金の問題。これらの議論をきっかけに「高齢者」がもっと働ける環境づくりは必定のテーマとなり、「老後は悠々自適の年金暮らし」多くの人にとって「絵に画いた餅」になりました。

toyokeizai.net

  小生の場合、40代半ばまでサラリーマンでしたから年金受給者です。当然ながら、月々の生活費は年金では賄えません。

会社人生との決別を機に、「死ぬまで仕事人生」を選択したと思いましたし、今もその思いは変わりません。

まぁ、いつの時代にあっても「お国に対しては過大な信用」なんぞ持っちゃぁロクなことは無いと思っておいた方が良いと・・・。

昭和の時代を振り返ってみましょう。話題の「年金」ネタに、当時は「〇〇〇ピア」みたいなもん造ったりして、ご自分の天下り先にしようとしていたとか・・・ね。

老後の生活費、年金で足りない・・・! じゃ、どうすりゃええの?

答えはただ一つ。
如何にして報酬を得るか、その方法を考え実践するしかありません。
国に頼っても、どうしようもありません。きっと、今後も増加するであろう「無年金」の高齢者への対応もままならなくなるでしょうから。

話は変わりますが、今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」で「自分レンタル」のテーマで仕事(?)をしている人の紹介がありました。

abematimes.com

詳しい内容はリンク先をご覧いただくとして、生活の糧の獲得法にはこんな方法もあるんだと・・・大変驚きました。

依頼者の負担は、往復の交通費と(実際に必要だった場合の)飲食費のみとのこと。要するに「経費」以外は請求しません、なのですね。

もっとも、「経費」以外の請求は無しとしても。この「自分レンタル」さんの場合は体験を書籍化している。

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

 

  7月にはコミックも発売予定というからちょっと驚き。

レンタルなんもしない人(1) (モーニング KC)

レンタルなんもしない人(1) (モーニング KC)

 

私としては、この辺りにご自分の演出の巧みさを感じるのですが・・・。ご本人としては、これらについても「なんもしない」と言われるのでしょうか。

 

「何もしない」と「何かする」との違いは大きい

同じようなことをしている人がいないか調べてみましたら・・・、ありました。
以下、目についたサイトです。

ossanrental.thebase.in

「おっさんの地位向上」を目的に、おっさんが1時間1000円で何でも依頼を受けるレンタルサービス。

 

news.livedoor.com

1時間1,000円という固定額で展開するおっさんレンタルとは違い、登録ウーマンが価格や利用者を自由に設定できる仕組みにした。

 とのコメントが掲載されていました。

で、依頼内容の実例が掲載されています。

女性からは「旦那の浮気現場を一緒に尾行してほしい」「コミケの売り子をしてほしい」、
男性から「女性慣れするために話したい」「デートの練習」「母親が亡くなる前に婚約者のふりをして会って欲しい」

これらのサイトは「なにかする」ことで交通費以外に時間当たりの費用が発生します。まぁ、便利屋さんの延長であるような気も致しますが。

前出の「なんもしない人」は、交通費以外は無償にしてまったく「関わりを持たない」を演出した巧みさ感じます(ま、まったくの結果論ではありまするが・・・)。

あ~、この先はどんな社会になっていくのでしょうか。