bookstamoriの日々

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参院選、注目すべきは'れいわ新選組"、"NHKから国民を守る党(N国)"の動向でしょう

先般の参議院選挙、投票率が50%を割ってしまいした。
48.8%は'95年以来の低さだそうだ。
九州のでの大雨が影響したという事もあるのでしょうが、低いものは低い。

digital.asahi.com


低調な選挙だったと言われる中、マスコミはこぞっ「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党(N国)」が、法律上の政党要件を満たしたことを報じています。

ある政治ジャーナリストは、党首・山本太郎氏が街頭演説をするときの聴衆の熱気の帯方が今までとは違っており、今後、より注目するべき存在と指摘。

私は山本太郎さんには、いっそう頑張って欲しいと思っています。

さて、比例区で一人の当選者を出した"NHKから国民を守る党(N国)"のことなんですが・・・

主張は、「受信料を払った人だけが視聴できるスクランブル放送の実現」が主張でした。何年か前から選挙の際にこの党の名前を見かけてきてたように思いますが、国政に一人を送り出すまでに支持者を獲得したんですねぇ(かの〇〇実現党に国会議員は

まだいない)。

で、当選確実となった時のコメントに、一瞬驚きました。

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次期衆院選にも触れ、全国11ブロックすべてに公認候補を一人擁立する方針を明かした上で、自身のくら替えについても「可能性は極めて高い」と言及。北方領土をめぐり戦争に言及した丸山穂高衆院議員ら無所属議員に入党を呼びかける考えも示した。

 党首の方は徹底して"NHK批判"で議席を獲得しましたしたが、「えっ・・・丸山議員に入党呼びかけ?」って事でまた驚き。

下記のページで、丸山氏に関してけっこう詳しく分析がなされてますので、興味のある方はそちらをご参照ください。

news.yahoo.co.jp

つまり「政治的常識」が存在しない、思想もなく、主義もなく、主張もなく、思慮もなく、そして知性も教養もない、漠然とした「政治的非常識層」が、N国支持者のもう半分

(N国)は次の段階でも、徹底してNHK批判をしつつスクランブル放送の実現を主張するだけなのか。それとも、新しい主張を述べ始めるのか。

消費増税の前後に行われるであろうと予想されている衆議院の「解散・総選挙」のことを踏まえれば、これらの新しい政党の動向は改憲論議のことと併せて目の離せない状況が続くように感じます。

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