bookstamoriの日々

書籍の話題やジャズのこと、加えてホットで旬な話題のキーワードをピックアップ。思うところを綴ります

郵便料金値上げとサービスの質的な変化

前の記事で郵便料金に関する話題を書いていました。

weblog.bookstamori.com

 ほぼ同じタイミングで「郵便料金の改正」のニュースが有りました。

www.post.japanpost.jp

書籍の発送だけに限って言えば、日々よく使用するサービスは以下の通りとなります、

1)地元郵便局の特約サービス
  これは年間の投函数が一定以上あれば割引運賃が適用されるというもの
  値上げ幅は、まだ連絡は有りません。

2)クリックポスト
  これはオークションユ等のユーザーが対象のサービス
  現行185円から188円になります。消費増税分のみの上乗せ。

clickpost.jp

3)レターパックライト及びレターパックプラス
  価格は360円ガ370円、510円から520円にそれぞれアップです。

増税分のアップにプラスアルファが少しという印象。

よく利用するサービスだけに限って記しました。


DM等大量に投函するサービス料金はどうなるのでしょうか?

以前の当店の場合に限ってのお話です。

ゆうメールの一括投函による割引は、結構、優遇されていたように思います。少なくとも2年前までは・・・
但し、契約料金は守秘義務があっておおやけにすることはできません。

一括投函による大口割引が適用されるには、一か月あたりの差出数が〇万通以上が必要なスケール。通常料金の半額程度くらいにディスカウントされていました。

ここ2~3年の人出不足もあって見直しが行われているようで、私が利用していたサービスは、全国に散在する加盟店が利用できる形態をとり数量を確保していました。
郵便局にとってはこの利用形態が「名義貸し」じゃなかろうか…ということでサービスそのものが打ち切りとなりました。

運営していた会社は別法人を立ち上げて割引運賃提供のサービスを始めましたが、以前の送料と比べると高くなりました。それでも正規料金より割安ですが。

料金値上げは止むを得ずという考えはあるのですが、利用条件が厳しくなりました。
「本局への持ち込み」のみとなりました。
当然ながら、以前は集荷をしてくれていましたが、「契約条項」にしっかりと盛り込まれており、抜け道はなさそうです。
加えて、新規の加入者については認められないと厳しい条件もあったりします。

指定局への持ち込みとなると、局までの往復時間や「ゆうメール」を持ち込んでからの待ち時間など手間がかかるのは必定。
当店としてはこのサービスの利用を見送りました。

話は少しそれますが、1~2年前に普通郵便物の法人向けに集荷サービスを中止しました。この集荷サービスの中止により受付窓口の待ち時間は長くなってしまい、郵便局内では「集荷サービス」は有ったほうが良いのでは・・・という意見が局内にあるそうですが、真偽のほどは不明です。

郵便代金の改定だけでなく提供しているサービス、例えば取引先へ出向いての集荷等のサービスは縮小傾向にあり、料金面だけでなく付帯サービスの変化にも目を向けておく必要がありそうです。